この記事で分かること
- 電気・ガス・水道は「止める」と「始める」で手続きが6件あること
- いつ何を確認するかの時系列チェックリスト
- ガスだけ立ち会いが必要になりやすい理由と、その段取り
手続きの数は3つではなく6つです。特にガスは開栓で立ち会いが必要になることが多く、日程を先に押さえるのが全体の段取りを決めます。
各社の受付期限・手続きにかかる日数・手数料は掲載していません。 会社・地域・時期によって異なり、変更もされるためです。 「◯日前までに」といった断定はしていません。 実際の期限と所要日数は、契約している会社・自治体の公式情報でご確認ください。
手続きは3つではなく6つ
| いまの住まい(止める) | 新しい住まい(始める) | |
|---|---|---|
| 電気 | 解約・使用停止の連絡 | 使用開始の連絡(会社を選べる場合は契約先も決める) |
| ガス | 閉栓の連絡(立ち会いが必要な場合がある) | 開栓の連絡(立ち会いが必要なことが多い) |
| 水道 | 使用中止の連絡 | 使用開始の連絡(事業者が変わる) |
引っ越し先が別の地域なら、水道の事業者も変わります。 水道は会社を選べないため、新居の地域の事業者に連絡することになります (水道代の考え方)。
手順1:まず新居のガスの種類を確認する
全体の段取りを左右するので、最初に確認します。
- 都市ガスかプロパンガス(LPガス)か
- プロパンの場合、供給する会社が決まっているか(物件によって異なります)
- ガスがない(オール電化)なら、ガスの手続きは不要
プロパンガスは料金の決まり方が都市ガスと違うため、 入居前に確認しておくと入居後の想定が立てやすくなります (プロパンガスが高いのはなぜ?)。 オール電化の場合はオール電化の光熱費を見直す手順を参照してください。
手順2:立ち会いが必要な手続きの日程を先に決める
ガスの開栓は立ち会いが必要になることが多い手続きです。 担当者が訪問し、その場で開栓と点検を行う形が一般的です。
立ち会いの要否・予約の埋まりやすさ・受付の期限は、 会社と時期によって変わります。引っ越しが集中する時期は予約が取りにくくなります。 新居のガス会社が決まったら、まず日程が取れるかを確認してください。 当サイトでは「何日前までに」という断定はしません。各社の案内でご確認ください。
入居日にガスが使えないと、その日からお湯が使えません。 ほかの手続きより先に押さえる理由はここにあります。
手順3:引っ越し前に済ませること
- いまの住まいの電気・ガス・水道に、使用停止の連絡をする
- 新しい住まいの電気・ガス・水道に、使用開始の連絡をする
- ガスの開栓の立ち会い日を予約する
- 閉栓に立ち会いが必要かどうかを確認する(必要な地域・物件があります)
- 支払い方法の引き継ぎ・変更手続きを確認する
連絡先は、検針票・請求書・マイページに記載されています。 建物によっては管理会社が窓口になっている場合があるので、 賃貸なら契約時の書類も確認してください。
手順4:退去の当日にやること
- 電気・ガス・水道のメーターの数値を控える(写真で十分です)
- ブレーカーを落とす(案内がある場合はそれに従う)
- ガスの元栓を閉める
メーターの数値を控えておくと、最後の請求が想定と違ったときに確認できます。 手間は1分です。
手順5:入居の当日にやること
- 電気が通っているか確認する(ブレーカーの操作が必要な場合があります)
- ガスの開栓に立ち会う
- 水道の元栓を開け、水が出るか確認する
- 3つともメーターの数値を控える
入居時の数値を控えておくと、最初の請求が使った量と合っているかを確認できます。
手順6:落ち着いてから見直す
引っ越しの時期に全部を決めようとすると、手続きだけで手一杯になります。 まず使える状態にすることを優先し、契約の見直しは落ち着いてからで構いません。
- 電気の契約先・プランを見直す (切り替え前に確認すること)
- 電気とガスをまとめるかどうかを検討する (まとめる前に確認すること)
- 1〜2か月の使用量が出てから、契約容量やプランが合っているかを見る
光熱費以外も含めた引っ越し時の見直し全体は、 引っ越しは固定費をまとめて見直せる機会ですにまとめています。
チェックリスト
| 時期 | やること |
|---|---|
| 日程が決まったら | 新居のガスの種類を確認/ガス開栓の日程が取れるか確認 |
| 引っ越し前 | 現住居の停止連絡(電気・ガス・水道)/新居の開始連絡(電気・ガス・水道)/立ち会いの要否確認/支払い方法の確認 |
| 退去当日 | メーターの数値を控える(3つ)/ブレーカー・ガス元栓 |
| 入居当日 | 電気・ガス・水道が使えるか確認/メーターの数値を控える(3つ) |
| 落ち着いてから | 契約先・プランの見直し/1〜2か月の使用量で再確認 |
引っ越しのタイミングで、まとめて見直す
引っ越しはどのみち契約を触る時期なので、切り替えの手間がほぼゼロになります。 光熱費だけでなく、通信費や保険まで含めて一度並べておくと、 手続きのついでに見直せます。登録不要・入力した数字は送信されません。
家計チェックをはじめる(無料・30秒)まとめ
- 手続きは3つではなく6つ(電気・ガス・水道 × 止める/始める)
- 最初に新居のガスの種類を確認する。段取り全体が変わる
- ガスの開栓は立ち会いが必要なことが多い。日程を先に押さえる
- 受付期限・所要日数は会社と時期で変わる。各社の案内で確認する
- 退去当日と入居当日に、メーターの数値を控える(各3つ)
- 契約の見直しは、落ち着いてからでよい
出典・参考
- 契約している電力会社・ガス会社の公式情報(受付期限・所要日数・立ち会いの要否の確認先)
- お住まいの自治体・水道事業者の公表情報(使用中止・開始の手続きの確認先)
- 資源エネルギー庁(経済産業省) https://www.enecho.meti.go.jp/(電気・ガスの制度に関する確認先)
本記事では、各社の受付期限・手続きにかかる日数・手数料は掲載していません。 会社・地域・時期によって異なり、変更もされるためです。「◯日前までに」といった断定もしていません。 実際の期限・所要日数・立ち会いの要否は、契約している会社および新居の地域の事業者・ 自治体の公式情報で必ずご確認ください。