この記事で分かること
- レンタル料だけでは判断できない理由(水代・電気代・手数料)
- 月の総額の出し方と、代替手段との比べ方
- 解約前に確認しておく条件
判断材料は月の総額です。レンタル料だけを見ると安く見え、総額を出すと結論が変わることがあります。まず合計してから決めます。
費用は1つではない
請求書を見るときは、次の項目がそれぞれ発生していないかを確認してください。 契約しているサービスによって、あるものとないものがあります。
| 費目 | 確認するところ |
|---|---|
| サーバーのレンタル料 | 月額。無料をうたう場合も、条件(購入本数など)があることがある |
| 水の代金 | 1本あたりの単価 × 月の本数。ここが最も大きくなりやすい |
| 電気代 | 常時通電しているため、月々かかる。請求書には出ないので見落としやすい |
| 配送料・手数料 | 地域によって発生する場合がある |
| メンテナンス料 | 定期的に発生する契約がある |
| 最低利用本数のノルマ | 使い切れなくても購入が必要な契約がある(未消費でも費用は発生) |
「レンタル料無料」と「使わなくても水は買う」が同時に成立している契約があります。 この場合、実質の負担は水の代金で決まります。 月に何本届いていて、そのうち何本を実際に使い切っているかを数えてください。
手順1:1か月の総額を出す
直近3か月ぶんの請求と、届いた本数を確認して、次のように合計します。
| 項目 | 金額(記入) |
|---|---|
| レンタル料 | |
| 水の代金(単価 × 本数) | |
| 配送料・手数料 | |
| メンテナンス料(年額なら÷12) | |
| 電気代(機種の消費電力から概算) | |
| 合計(月) |
※ 記入用の枠です。金額は契約内容・機種・地域によって異なるため、実際の請求と契約書類の数字を入れてください。 電気代は、機種の仕様に記載された消費電力と、契約している電力単価から概算できます。
出た金額を12倍してください。年額にすると、判断の基準が変わります。
手順2:何のために使っているかを言葉にする
金額が出たら、次は用途です。ここが曖昧だと、金額だけを見て後悔する解約になります。
- 冷水・温水がすぐ出ることに価値を感じている(調乳、来客、飲み物をよく作る)
- 水を運ばなくていいことに価値を感じている(ペットボトルの買い出しが負担)
- 災害時の備蓄を兼ねている
- とくに理由はないが、契約したまま続いている
最後の1つに当てはまるなら、解約の候補です。上の3つに当てはまるなら、 その価値と、出した年額が釣り合っているかで判断します。
手順3:代わりの手段と比べる
同じ目的を、別の方法で満たせないかを確認します。それぞれ費用と手間の性質が違います。
| 手段 | 費用の性質 | 手間 |
|---|---|---|
| ウォーターサーバー | 毎月の固定的な支出 | ボトル交換、置き場所が必要 |
| 浄水ポット | 本体+カートリッジの定期交換 | 都度、水を入れる |
| 蛇口取り付け型の浄水器 | 本体+カートリッジの定期交換 | 取り付けが必要 |
| ペットボトルの購入 | 使った分だけ | 買い出しと保管、ごみが出る |
| 電気ケトル等で湯を沸かす | 電気代のみ | 都度沸かす |
「温水がすぐ出ること」が価値なら、浄水ポットに替えると不満が残ります。 「水を運びたくない」が理由なら、ペットボトルへの切り替えは逆効果です。 用途に合った代替を選ばないと、結局戻すことになります。
解約する前に必ず確認すること
- 最低利用期間が残っていないか(期間内の解約で費用が生じる契約がある)
- サーバーの返却方法と、返却にかかる費用の負担
- 未使用のボトルの扱い(返品できるか、買い取りか)
- 次回の配送を止める期限(解約手続きが間に合わないと1回分が届く)
最低利用期間が残っている場合、配送のペースを落とす(休止する)だけで 月々の負担が下がる契約もあります。全部やめる前に、 「本数を減らせるか」「一定期間の休止ができるか」を問い合わせてみてください。
ほかに、もっと大きな余地があるかもしれません
ウォーターサーバーは判断しやすい費目ですが、金額としてはスマホ代や保険料より小さいことが多いです。 先に全体を見ておくと、どこから手をつけるべきかが分かります。 登録不要・入力した数字は送信されません。
家計チェックをはじめる(無料・30秒)まとめ
- 費用はレンタル料・水代・電気代・手数料・ノルマに分かれている
- まず月の総額を出し、12倍して年額で見る
- 次に何のために使っているかを言葉にする
- 代替手段は用途に合うものを選ぶ。合わないと戻すことになる
- 解約前に、最低利用期間・返却・未使用ボトルの扱いを確認する
- やめる以外に、本数を減らす・休止するという選択肢もある
出典・参考
- 国民生活センター(継続的なサービス契約・解約に関する相談事例) https://www.kokusen.go.jp/
- 消費者庁 https://www.caa.go.jp/
本記事では、ウォーターサーバーの料金相場や平均額を掲載していません。 契約内容・機種・地域によって異なるためです。契約条件は各社の公式情報と契約書類をご確認ください。